
HOME > アコム、社債200億円発行
2011/05/27
消費者金融大手のアコム株式会社は、5月27日に社債200億円を発売しました。
払込期日は6月3日で、償還期日25年6月3日となっています。
今回売り出された社債は「第58回国内公募無担保普通社債(SB)」で、
発行価格は100円、表面利率は3.67%となっています。
今回の社債発行で調達する資金の使途についてアコムは
「長期借入金返済資金の一部及び平成23年6月17日の社債償還資金に充当する予定」だとしています。
引受主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券となっています。
格付は日本格付研究所が「シングルA」、
格付投資情報センターが「トリプルB」となっています。
消費者金融の社債発行は、昨年9月に武富士が破たんしてから始めてのことだということです。
アコムでは、東日本大震災の影響で3月に予定していた社債発行を断念しましたが、
社債市場の規模が縮小したことで、逆に需要が見込まれ、
低金利での社債発行が可能となったようです。
こうした環境の改善が社債発行に踏み切った要因と見られています。
三菱UFJグループの支援体制が整っているアコムに対する
投資家の信頼度は比較的に高い方だとの見方が支配的だといわれています。
4月28日現在のアコムに対する国際格付け会社の格付情報は
長期でムーディーズが「Ba3」、
S&Pが「BBB-」、
フィッチ・レーティングスが「A-」となっています。
なお、アコムの2011年3月期の連結決算は、
損益が2,026億4,800万円の赤字となっています。